平成28年4月より「地域密着型」に!

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平成28年4月より小規模デイサービスの区分がなくなり、地域密着型に移行されました。

先ず届け出先が変わりました。
今までは、小規模デイサービスは県に届けることとなっておりましたが、地域密着型に移行されることに伴い市区町村に届けることとなりました。
各市区町村はそれぞれの介護保険計画書を策定していますので、その地域の特色によって介護保険に対する考え方が異なっております。

小規模デイサービスから地域密着型になることで様々な問題や影響が出てくることでしょう。

地域密着型ができた背景

介護報酬単価が高く設定されていました。
大規模より通常規模、そして、通常規模よりも小規模デイサービスの方が介護報酬単価が高く設定されており、また、人員基準も緩やかであった為、介護事業に参入するには比較的小規模デイサービスはハードルが低く、デイサービス事業者が増加しました。
結果として、介護報酬の支払総額が増加している現状から、厚労省はその流れを変えようとしています。

小規模デイサービスの廃止に伴い、在宅介護の拠点として包括支払いの小規模多機能のサテライトに位置づけられるようになりました。

介護事業者の選択は?

介護事業の経営の観点から見れば、
デイサービスの定員数を増やして大規模化するか?
小規模多機能などと複合的な運営をするのか?

大きなかじ取りを迫られております。