介護離職を防ごう!
取り組みをした事業主に60万円の助成をします、
という国の返済不要の助成金。
是非取り組んでいただきたいものです。
「介護離職による損失」は計り知れないものがあります。
2012年の就業構造基本調査によれば、介護を理由に離職した人の数は約10万人となっています。
介護をする人の男性の割合も約4割となっており、特に管理職の男性も介護のために離職をせざるを得ない状況が増加しております。
まさしく年齢的には親の介護が必要になるときぐらいが、管理職位の年齢と重なってしまうのでしょうか。
離職による、その損失額を計算してみたら、仮に5年間介護で離職したら5年間で約1800万円の損失額だそうです。
介護が終わった後、職場に復帰できる環境があればいいのですが、現在ではなかなか難しいのが現実です。
当然企業側も働き盛りの人材が退職することによる損失も大きな金額となるでしょう。
まして、現在は人材不足と言われています。
平成28年4月に新設された、「介護両立支援」助成金は、介護離職を防ぐための取り組みをした企業(個人経営を含む)に支給されます。
取り組み支援セミナーの開催が決まりました。