「早くいってよ!」
もう少し早ければ、退職しなくても済んだかもしれない?
と嘱託契約の社員の方の発言でした。
事前の実態調査も終わり、第二段階の「研修」の場でのこと
でした。
母親が昨年、要介護状態となり、介護のために離職をしなければ
ならないこととなった元正社員の方でした。
現在は幸いにも嘱託という形でありますが、働くことができて
いますが、今度は父親の事もあり心配が尽きないとの事です。
この事業主様は、今後の人材の確保の事を考えて今から準備
をしたいとの事を考えて、この両立支援の取り組みを
実践しています。
やはり、アンケート調査により、従業員の就業環境が分かった
り、それぞれの不安なところも分かったり、様々な面で働き方
に対する考え方やそれぞれの実態を知ることが出来たので、
経営的にもプラスになるようです。
何より従業員に対して信頼や安心感を持っていただけるようです。
介護に直面したから、いきなり休暇を取るよりも、事前に従業員
も経営者も事前に働く環境を整備しておけば”いざ”というときに
あわてずに済むことでしょう。
この後は3か月間の実績の確認調査が始まります。
年内に「助成金」申請を目標にしております。