「介護」はなぜ誰でも直面する課題なのでしょうか?
一般的に75歳を過ぎると要支援・要介護となる比率が高まっ
ています。
当然と言えば当然ですが、高齢者になれば介護が必要になる
だろうことは想定できます。
最期まで元気に過ごすことが希望でありますが、何らかの体
力の衰えや病気、又はけがにより望まぬも要介護になること
は家庭や職場のみんなで意識として持っていたいものです。
要介護の認定状況は75歳以上(後期高齢者)と言われる区
分の上では約24%
65歳以上75歳未満の区分では約3%となっております。
65歳を超えたからいきなり要介護とはならないまでも65歳を
超えてきたら回りも含めて要注意が必要となります。
親の年齢が70歳前後とするとこの年齢は一般的に40歳代に
なるのでしょうか?
40歳代の後半から50歳代になると仕事の面では重要な仕事
を任されるような立場になっていることが多いと思います。
そんな状態で親の介護の問題が出るとどうしたらいいのか思
案に暮れてしまいます。
「配偶者」がいても自分の親の介護を担ってくれるとは限りま
せん。
このことは肝に銘じておいた方がいいと思います。
現代は少子化により自分の両親の「介護」もあれば、とても手
が回らないのも現実です。
自分は兄弟が多いから誰かが看てくれるだろう?
なんてこともあまりあてにできそうにないですね。
「介護」に直面した場合に働ける環境を経営者と従業員が一
緒になりながら、長い将来を考えるとどんな方法がいいのか
「働き方の改革」を考えておきたいものです。