同居しないで介護はできるのでしょうか?
離れて暮らしながらでも、できる介護の手段を捜しましょう。
子どもとしては離れて暮らす親の介護が必要になることも
あるかもしれません。
その前に、離れて暮らしながらの介護について良い点を
捜してみましょう。
親子双方が住み慣れた土地で暮らせる。
子どもとしては仕事など自分の生活ペースを維持できる。
親子が時々しか会えないので、気持ちが新鮮、切り返しができ、
思いやりもって接しやすい。
子供が結婚している場合、どちらの親と暮らすか等の問題が
生じない。
以上のようなメリットがありますが、突然、介護の問題に直面
するとそんなことも言っていられません。
先ず、その時に利用できるサービスを調査しておくことが大事
です。
介護サービスの利用の場合は高齢者の親が一人暮らしの場合は、
子が同居している場合と比較して利用しやすいメリット
もあります。
また介護度が重くなり、施設等の利用を検討するときも、若い
世代が同居している場合と比較して優先順位が上がります。
早い段階から、その時を想定しながら、あわてずに介護保険
の利用、施設利用の方法を学んでおくことが重要です。