貸借対照表と損益計算書の関係
貸借対照表と損益計算書は密接な関係にあります。
ある会計期間の財政状態を把握するために期首と期末の貸借対照表を作成し、期首の資本の額より期末の資本の額が大きければその会計期間の企業活動の結果資本の額が増えた分だけ、当期は純利益が生じていることがわかります。
計算式に表わすと「期末資本-期首資本=当期純利益」となります。
この計算式より期首と期末の資本を比較することにより当期純利益を求める方法を「財産法」(ざいさんほう)と言います。
これに対して、ある会計期間において生じた収益から費用を差し引くことにより、当期純利益を求める方法は、算式に表わすと「収益-費用=当期純利益」となります。
この計算式により当期純利益を求める方法を「損益法」(そんえきほう)といいます。
勘定科目(かんじょうかもく)の意義
簿記は資産・負債・収益・費用を記録の対象としていますが、それぞれについて勘定(かんじょう)という計算する場所を設けて記録をします。
この感情はT字の形をしており、その左側を「借方」(かりかた)と呼び、右側を「貸方」(かしかた)と呼んでおります。
勘定科目の分類
貸借対照表の勘定
資産勘定
負債勘定
資本勘定
損益計算書の勘定
収益勘定
費用勘定