遺言ですから、自由に色々なことを書くことができます。
但し、どうしても先に来るのは財産を誰に相続させたいか、が遺言書の第一目的になっているようです。
ご自分の財産を自分の意思で相続させたい人にあげられるのも「遺言」の特徴でもあります。
さて、何を誰に相続させると言いたいけれど、ご自分の相続できる財産を把握するところから
整理する必要があるかもしれません。
ご自分の財産を見直すことは別の項として、本日は「遺言書」にどのように書けばいいのかを
整理したいと思います。
1.自分の財産のうち、どれを誰に相続させたいか。
2.自分の財産をどのような割合で相続させたいか。
3.相続権のない人に財産をあげたい場合。
4.死後の遺言の執行者を任せたい人を指定する。
そして、一番重要なことは、
5.何故このような遺言をしたのかの理由や葬儀に関する希望、家族に伝えたい自分の気持ちを織り込むこと。
最終的には、残された家族が争いもなく、平和に暮らすことを願って書くことが
一番重要なことだと思います。